まつうら動物病院

       犬の去勢・避妊手術

 

 将来、子孫を残す予定のない動物は、去勢・避妊手術を受けることができます。

 生後6ヶ月から手術が可能で、生後1年までに受けるとさらにメリットがあります。

 また、一度手術をしてしまうと二度と子供を作ることができませんので、メリットとデメリットをしっかり考えた後に手術に臨みましょう。

★ 避妊(メス ♀)の場合 ★

●子宮蓄膿症・卵巣腫瘍・乳腺腫瘍(特に2回目の発情がはじまるまで)などのホルモン異常に関連する病気が予防できる。

●発情が無くなりますので、犬ちゃんの「発情出血」がなくなります。

●発情による犬へのストレスがなくなります。

●「しつけ」がしやすくなることが多いです。

●性格が大人しくなることが多いです。(生後1年以内で効果が高いです)

●不慮の妊娠が無くなります。

★ 去勢 (オス♂)の場合 ★

●精巣腫瘍・前立腺疾患・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫などのホルモン異常に関連する病気が予防できる。

●雄同士の勢力争いで喧嘩をする事がなくなり、怪我をすることも激減します。

●交尾したくてもできないという強いストレスから解放させてあげる事ができます。

●相手に不慮の妊娠をさせることが無くなります。

●「しつけ」がしやすくなることが多いです。

●性格が大人しくなることが多いです。(生後1年以内で効果が高いです)

●消費カロリーが減るため、少し太りやすくなることがある。

●全身麻酔をかけるため為、絶対100%安全を確約できない。

 (麻酔のリスクは、状態、年齢などによって異なります)

当院ではより安全に手術ができるように、犬ちゃん、猫ちゃん共に、術前に診察、血液検査などをさせて頂き、麻酔に対してのリスクを最小限に抑えるようにしております。

 

 また、人間の全身麻酔管理と同じように気管チューブを挿管した吸入麻酔を用い、心電図、血圧計、ガス濃度などの麻酔モニター類で管理しながら細心の注意を払いながらの手術となります。

 万一の場合に対しても救急対応の用意は万全です。

 

 麻酔に対してのリスクなどは、その動物によって異なるため、診察時・予約時に詳しくご説明いたします。

 お気軽にご相談ください。

 

「吸入麻酔器、人工呼吸器、心電図モニター、麻酔モニター、呼吸モニター、血圧モニター、レントゲン撮影、内視鏡 が同時に操作できる手術室です。

 犬種、年齢、体重、基礎疾患の有無などにより、麻酔の量や種類が異なります。

 診察を行ってから、必要な麻酔手術前検査を行った後に手術と麻酔の説明を詳しくいたします。

 その後にご予約を承りますので、一度ご来院ください。

 誰もが気兼ねなく適切な手術を受けられる様にご料金を設定しております。

注意:ただし、当院は、安さ売りの動物病院ではありませんのでご注意ください)

 一般診察には予約は必要ありませんので、診療時間にお越し下さい。

 

犬さんの去勢手術・・・原則日帰り

犬さんの避妊手術・・・日帰り or 翌日退院 or 2日後退院 と、犬さんの犬種、状態、麻酔からの覚醒具合などによって手術後の様子で決まりますので、どの場合でもお迎えできるように柔軟に対応してください。